古民家の十五夜
虫の鳴き声がうるさいほどないている庭影。
片隅から満月が顔をだし、気持ちの良い涼しい風が
吹いている。
昼間の暑さも忘れるような良い気分であります。
緑のカーテンも役目を果たしゴウヤの黄色く付いた実、
その下には想像もつかない真っ赤な種が落ちている、
隣ではひょうたんがぶら下がり、他のつる草を圧倒した
夕顔が誇るように白い大きな花をいっぱい咲かせ、
満月の月に照らされてひときわ目立っている。
今年の緑のカーテンは多種数々を植えすぎて失敗
である。
隣で昨年植えたイチジクが実を赤くしている。
毎年同じ秋かも知れないが3.11の災害と9.11の
テロとの事でテレビを賑わしている。
とにかく静かに素早く復興を進めなければ、お月様に
笑われてしまう。
被災地の皆さんも同じ月を見ていると思うと熱くなる
ものを感じる。
就任早々に大臣が辞めたが、代わりに管総理の
イメージの強い枝野さんが選ばれた、実力はあるか
も知れないが何か寂しさを感じる、十五夜の夜は静か
にしようと思ったが、つい政治の事を口にしてしまう。
小学生の頃は十五夜の饅頭を無断でいただける、
遊びがあった事を思い出す。今では警察沙汰かも?