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さいとう芳久ブログ

HOME » さいとう芳久ブログ下水道組合研修視察2 | 鶴ヶ島市長 さいとう芳久(斉藤芳久)Webサイト

下水道組合研修視察2

2010
07
29

沼津市戸田(へだ)浄化センター 外観

先日の甲府市浄化センターに続き戸田浄化センター
の報告です。
なぜ、戸田まで行って来たかと言いますと、日本で
10番目の膜分離活性汚泥法を採用し下水の処理
を行なっている設備であり鶴ヶ島市より一番近い
膜分離活性汚泥法を使用している浄化センターなの
です。戸田は通常時の人口は3.500人程ですが
夏の時期になると人口が倍近くになり、生活排水に
より戸田港の水質が悪くなるのを防ぐ為に小規模
高能力の浄化センターを新設したものであります。
敷地は8000m2程度と狭く、管理者は常駐はゼロ
人で週2回程度点検のみで10年は持たせたいとの
です。膜分離活性汚泥方は汚泥を1万分の1ミリ
メートルの微細な孔の開いた、ろ過膜に少しづつ通
して、浮遊物や大腸菌まで排除し透明度の高い
処理水を得て戸田湾に流す目的で造られた。
人口一万人程度の団地には適しているかも知れな
いが、汚泥処理施設が造られていないので汚泥を
回収して処理場に運ばなくてはならない難点も有る、
又新しい処理法なので施設工事費が高く付き戸田
の施設で10億円の費用が必要とのことである。
今後研究されると汚水処理の主役になるかも知れな
いと思いました。金額が安くなると団地だとか、
調整区域への下水処理に利用出来ないかと考える
ところである。長すぎたかな?


排水を1mの上から見て下の×点が見える


日焼けした私です。

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