沼津市戸田(へだ)浄化センター 外観
先日の甲府市浄化センターに続き戸田浄化センター
の報告です。
なぜ、戸田まで行って来たかと言いますと、日本で
10番目の膜分離活性汚泥法を採用し下水の処理
を行なっている設備であり鶴ヶ島市より一番近い
膜分離活性汚泥法を使用している浄化センターなの
です。戸田は通常時の人口は3.500人程ですが
夏の時期になると人口が倍近くになり、生活排水に
より戸田港の水質が悪くなるのを防ぐ為に小規模
高能力の浄化センターを新設したものであります。
敷地は8000m2程度と狭く、管理者は常駐はゼロ
人で週2回程度点検のみで10年は持たせたいとの
です。膜分離活性汚泥方は汚泥を1万分の1ミリ
メートルの微細な孔の開いた、ろ過膜に少しづつ通
して、浮遊物や大腸菌まで排除し透明度の高い
処理水を得て戸田湾に流す目的で造られた。
人口一万人程度の団地には適しているかも知れな
いが、汚泥処理施設が造られていないので汚泥を
回収して処理場に運ばなくてはならない難点も有る、
又新しい処理法なので施設工事費が高く付き戸田
の施設で10億円の費用が必要とのことである。
今後研究されると汚水処理の主役になるかも知れな
いと思いました。金額が安くなると団地だとか、
調整区域への下水処理に利用出来ないかと考える
ところである。長すぎたかな?
排水を1mの上から見て下の×点が見える
日焼けした私です。