庭の隅で咲いている背丈10cm程の白い花
報道の責任
今日、岩手の酒造元の「自粛解除」宣言と見られる
報道に私としては納得がいかない。
ある報道では英雄扱いのラジオ放送が行なわれていた。
一方、死者12.000人、不明者15.000人と報道し、
被災地の厳しい現実を報道している、その上福島原発の
事故については政府の報道管制に協力している。
自粛解除宣言を報道するなら、NHKの会長が行いまた
民放では社長が行なうべきで、個人の配信を利用して
報道しているNHK、民放ももっと責任を持った報道をすべき
であり、本来の現実を市民に正確に知らせる責任がある。
自粛と復興
自粛と復興は別問題である。
まだ、遺体を捜している多くの人がいる現実がある。
多くの被災者が避難所で苦しい生活を続けている。
福島の原発により、農家、漁師、被害を受け消防、
自衛隊などはテントの中で生活し若い隊員のストレス
は予想を超えるものである(現地から帰った隊員)
こうした現実と「酒を飲んで復興に協力」をとは考えた
くない現実のぶつかり合いである。
どちらが正しいかは判らないが仏教に49日法要が
あるがそこまでとは言わないが、一ヶ月は我慢を
すべきではないかと私は思う。
人それぞれの自粛があり、それを他人に押し付ける
ものでもなく、他人がどうこう言うべきではないと思うが
今日のNHKのラジオは報道の域を超えていたと思う。
私の自粛
私の自粛はしばらく続く、我が社に勤務している青年
の一人に親戚の6人の不明者がおり、その青年から
笑顔が消えてしまった。桜の花の散る頃にはどうなる
のか、その頃原発事故がどの様になるかが、自粛の
境目になるだろう。最悪の事態が収まるか?
今日も長くなってしまった。